冬支度で来年の芋が変わる

冬は農閑期です。
比較的農家にとっては時間がある時期で、この時期、来年に向けての準備に取り掛かるのです。

農閑期の在り方で、来年の芋の収穫量や質が変わることも往々にあります。
だから暇だからと言って、ずっと家にいるわけじゃありませんよ。

例えば、去年収穫した後に残る、さつまいもの枯れ蔓。
こいつらは本当に厄介で、普通ならモアーと呼ばれる機械で粉砕したりしますが、わたしは収穫がほぼ手作業なので、蔓がそのまま圃場に残ってしまいます。

なので、12月~1月にかけて、蔓を集めた山を数個作っていき、それを畑の中で燃やしたり、圃場外に出したりするのです。

なぜ、こんなことをしなければならないのでしょうか?

さつまいもの蔓は、いわば農業残渣と呼ばれる廃棄物です。
もちろん、この蔓はそのままトラクター等ですき込むことも可能ですが、蔓を残しておくと、さつまいもの事が大好きな病原菌や害虫が畑にやってきてしまいます。

だから圃場の外に出したり、燃やして灰にすることにより、無菌化させるのです。

そもそも、ロータリーですき込んだら蔓が絡まって故障の原因になりますしね。

暇な冬だからこそ、来年の春からのことを見据えて行動することが大事!

綺麗になった畑で、また来年素晴らしいさつまいもを作りたいものですね。